【ペンタブ】XP-PEN Deco02を1年間使ったのでレビューしてみます

【ペンタブ】XP-PEN Deco02を1年間使ったのでレビューしてみます
まーぼー

どーも!管理人のまーぼーです。
今回は私が使用しているペンタブ「XP-PEN Deco02」についてのご紹介です。
発売当初に結構な話題を集めたこちらのペンタブですが、一体どんなところが評価を集めているのか?
使用感も含めておすすめな理由をレビューしてみたいと思います。

XP-PEN Deco02はコスパ最高の最強ペンタブ

【ペンタブ】XP-PEN Deco02を1年間使ったのでレビューしてみます

私が愛用しているペンタブはXP-PENのDeco02というコスパ抜群の板タブです。
購入してから1年以上経過していますし、発売直後に買ったわけでもないのでそれなりに旧いタイプのペンタブだと思います。

それでも2020年9月現在、アマゾンで330件を超える評価を受けつつも星4.3の好評価を維持している根強い人気を誇るペンタブです。
それだけこのXP-PEN Deco02が多くの人の目に留まり、「このペンタブすげぇぜ……!」と思わせてきたのだと思います。

かく言う私も「このペンタブすげぇぜ……!」と思わされたユーザーの1人なのですが、具体的にどんなところがすごいのか?これからXP-PEN Deco02を購入しようと迷っている人は気になっているはず!
そこでXP-PEN Deco02の特徴や個人的に素晴らしいと感じたところ、逆にもうちょっとこうだったらなぁと感じたところをレビューしますので、気になる人は参考にしてみてください。

ヒナちゃん
XP-PENのペンタブは初心者に人気ですよね!
まーぼー
手を出しやすい価格帯ってのは貴重だね。

XP-PEN Deco02の特徴や良いところ

それではまずXP-PEN Deco02の特徴や良いなと感じたところからご紹介します。

先にお話ししておきますと、ペンタブ歴はXP-PEN Deco02が2台目ですし、1台目は10年以上前に5,000円くらいで買ったワコムのちっちゃいペンタブです。
つまり、ペンタブに関しては全然素人ということです!!

ヒナちゃん
そんな胸を張って言うことじゃ……。
まーぼー
ちゃんと言っておかないと!
ペンタブマスターと思わせてしまっても申し訳ないし!

ワコムのIntuos等は使ったことがないので、そことの比較は正直できません!(スミマセン)
ただ、だからこそこれから初めてペンタブを購入する、もしくはペンタブにあまりこだわりがないという人には参考になるはずです。
そういったところも踏まえて読み進めていただくとありがたいですー!

特徴①独創的なリングホイール

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まず目を引くのが本体に取り付けられたリングホイールです。
素材はプラスチックではなく金属となっていて、つっかかるようなこともなくスムーズに回ってくれます。ブラシサイズだったりキャンバスの拡大・縮小の操作を設定して使うのに適していますね。

また、作りがしっかりしていて軽量なので、リングホイールをフックに吊るして壁掛け保管も可能です。意外とペンタブはかさばりやすいので、机周りをスッキリさせたい人にはうれしい設計ですね!

まーぼー
壁にペンタブが掛かっている部屋なんて、丁寧な暮らしっぽくて良き……。
ヒナちゃん
丁寧な暮らしはよく分からないですけど、クリエイターっぽさがあって良いですよね。

その他にも縦に並んだ6つのファンクションキーが搭載されています。
私の場合はキーボードのショートカットキーで覚えてしまっているので、誤作動を防ぐためにもファンクションキーはオフにして使用中です。(設定でファンクションキーやリングホイールを無効にすることもできます。)

特徴②ちょうど良いサイズの描画エリア

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描画エリア(ペンタブの反応する作業エリア)は10×5.63incと、イラストの描きやすいちょうど良いサイズになっています。
センチメートル換算すると25.4×14.3cmですので、これだけのスペースがあればストレスなく作業可能です。狭過ぎず広過ぎずな印象ですね。

まーぼー
以前使っていたペンタブの描画エリアが13x9cmだったので、現行機種だったらなんでも快適に感じてしまいそうですが……。笑

特徴③表面やフィルムの描き心地

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表面はツルツルではなく若干ザラザラとした光沢を抑えたものになっています。
さらに初めから保護フィルムが付属しているのですが、こちらも少しザラついた摩擦感のある素材になっているので、描き心地が非常に良いのが嬉しかったです。
ものによっては別に保護フィルムを買ったり紙を敷こうかと考えていたので、その心配がなくなりました。

本体や保護フィルムが手垢で汚れるというというレビューを見たこともあったのですが、私は全くそんなことなかったのでちょっとビックリ……。むしろ光沢の少ない素材なので汚れも目立ちにくいと思います。

まーぼー
手汗の多い人だと汚れてしまうかもだけど、そうなるとXP-PEN Deco02でも他のペンタブでも変わらないような。
ヒナちゃん
たしかに……。

本体には上述したリングホイールとファンクションキーしか設置されていませんし、厚みもわずか9mmと非常に薄いので、スッキリと洗練された見た目なのも個人的に好印象です!

特徴④鉛筆のような6角形のスタイラスペン

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付属のスタイラスペンですが、なんと鉛筆のような6角形の形状になっています!これが私がXP-PEN Deco02を選ぶことになった決め手です。

鉛筆に慣れ親しんだ人には嬉しい設計ですし、机の上でコロコロ転がらないのが地味に助かる!
充電不要で使えるバッテリーレスペンとは言えあくまで電子機器。高いところから落っことして故障するリスクを考えると、「転がりにくい」という点は大きなメリットになると思います。

握りの部分は滑りにくいマットな素材になっているので、握りやすくもあり安っぽさも打ち消してくれるダブルプレー。なかなか見ないユニークなデザインになっています。

筆圧レベルも8192とワコムのペンタブと同等の機能を備えているので、繊細なタッチの変化にも対応可能です。

ペンタブを使ったことのない人には筆圧レベルという言葉が耳慣れないかもしれないので一応補足を。
筆圧レベルとは筆圧を感知する機能のことです。ペンをタブレットに押し当てたときの強弱を段階を分けて認識できるのですが、XP-PEN Deco02の場合は8192段階も細かく感知できるというわけですね。

現在各社から発売されているペンタブの最大筆圧レベルは同等の8192です。低価格でありながらこのスペックを実現させているのがXP-PEN Deco02のすごいところですね!なんでこんなに価格差があるのかちょっとよく分かんなくなってきます。笑

ヒナちゃん
ワコムが高いというよりXP-PENが安過ぎるのでは?
まーぼー
これが企業努力……。

一部、ペン先の沈み込みが気になるという口コミがあります。ワコムのペンと比べるとペン先が深く沈み込むようなのですが、私はあまり気になったことはありません。
また、ペン先が完全に沈み込まないとちゃんと認識しない(線が描けない)という口コミもありましたが、筆圧強めなためかこちらも特に問題ありませんでした。

仕様上描き方によって向き不向きのあるペンタブのようですが、私の描き方には合っていたようです。

  • ペン先が沈むと気になってしまう
  • 人と比べて筆圧が弱め

これらに当てはまる場合は購入前に一度しっかり検討した方が良いかもしれません!せっかく買うなら自分にピッタリなものを選びたいですよね。

特徴⑤多機能ペンケースや替え芯も付属

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本体が薄型で持ち運びにも適しているからか、しっかりとした造りのペンケースも付属していました。
頑丈な素材でケースの厚みも確保されているので、スタイラスペンは俺が必ず守るという熱い思いを感じますね。

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しかも多機能ペンケースというだけあって、ただのペンケースではありません。
蓋の部分を裏返すと良い感じの穴が空いていてペン立てとして利用することが可能です。頭良い。
少しでも机を整頓しておきたい人には嬉しい機能ですね。

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さらには蓋と逆側のキャップを外すと、中に替え芯が収納されています!しかも8本も!
芯が減りにくいのか正直まだ1本も交換していないのですが、いざというときのために替え芯が用意されているだけで安心感がありますね。
これからバンバン芯を削ってやろうと思います。

特徴⑤安い(重要)

これが最もシンプルかつ最大のおすすめ理由ですが、とにかく安いです。
別に安ければなんでも良いわけじゃありません。「安かろう悪かろう」という言葉もあるように、いくら値段が安いからといって出来が悪いものは使いませんし、ブログで記事にしたりもしません。

上に書いてきたように、こんなにも使いやすく機能も充実しているにも関わらず9,000円で買えてしまうという点が、今現在も広く評価されている理由だと思います。
「こんなに安いなら使ってみよう」と初心者や学生さんでも手を出しやすい価格というのは大きいですね。かく言う自分もそんな理由でXP-PEN Deco02を買ったのですが……。笑
でも結果的にXP-PEN Deco02を選んで良かったと満足しています。

ヒナちゃん
ペンタブに興味はあるけど、せっかく高いお金を出して買ったのに結局使わないってパターンが1番もったいないですもんね。
まーぼー
そうそう。
それだったらこの価格帯のペンタブを使ってみて、物足りなかったら買い足すという流れでも全然ありだと思う。

XP-PEN Deco02のもうちょっとなところ

ベタ褒めしてきたXP-PEN Deco02ですが、使っていて少し気になるところも出てきました。
どんなところが気になるのか?これもしっかりお伝えしたいと思います。

スタイラスペンのボタンが押しにくい

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これは口コミでも結構書かれていたのですが、スタイラスペンのボタンが非常に押しにくいです。
誤動作を防ぐためにもあえて押しにくく作られているのだと思いますが、それにしても押しにくい。押そうと思っているのに押しにくい。押させたくないの?

押せることには押せるのですが、かなり力を込めないといけないですし(手の小さい人なら問題ないかも?)、ボタンの目印がわずかな窪みくらいしかないため場所が分かりにくいです。
人によってはボタンに何かを貼り付けるなど工夫して使っているようですが、私はもうボタンはないものとして割り切って使っています。笑
ボタンも1つだけなので、使わないとしても私はほぼ問題ありませんでした。

まとめ

XP-PEN Deco02についてレビューしてみましたが、いかがだったでしょうか?

1年間使った上での正直な感想を書いてみたのですが、ほぼ良いとこばかりでしたね。我ながら良いペンタブを買ったなと少し誇らしく思います。笑

今では新しいペンタブも続々と発売されていますが、XP-PEN Deco02も用途によってはまだまだ使える現役のペンタブです。格安中華ペンタブとも言われていますが、1年使ってもバグや故障もない良い商品だとおすすめできます。

またペンタブを購入する機会があればXP-PENの商品を検討したいと思います。

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